よくあるご質問(Q&A)

大学入試

合否はどのように判定されますか。
難易度に差はありません。

合否は、筆記試験結果を基準に面接試験結果や提出書類を含めて総合的に判定します。大学入学共通テスト利用入試のみは、大学入学共通テストの得点のみで判定します。
受験する際に、どの程度社会福祉学や臨床心理学、キリスト教学の知識が必要になりますか。
基本的には入学後の学びの中で専門知識や経験を習得するということで構いません。受験の際には、新聞や雑誌等をよく読んだり、関心を持つことが大切でしょう。福祉や心理領域を志望する人は、実際に社会福祉施設を訪問したり、ボランティア活動に参加したり、高校のスクールカウンセラーに話を聞いたりすると、志望動機がより具体的に明確になるでしょう。
クリスチャンでなくて、キリスト教について知識がなくても受験・入学できますか。
できます。

信仰の有無、宗派教派は問いません。また、入学後も信仰を強要されることはありません。知識を問われることはありませんが、面接などでキリスト教との関わりについての考えを参考までに聞くことがあります。
「記述式小課題」とは、どのような試験ですか?
総合型選抜または学校推薦型選抜を受験する方のみ、文章による自己表現力を問うために記述形式の小課題を試験科目としています。試験時間は10分間で、文字数は150字以上。自分自身の体験や考えを文章にしていただきます。
面接試験はどのように行なわれますか。また、重視されるのでしょうか。
個人面接は大学入学共通テスト利用入試を除いて受験生全員に課せられ、筆記試験と同様、合否判定で重視しています。一人10~15分程度で、高校で打ちこんだこと、本学の受験動機、学ぶ抱負などについて伺います。
社会人入試・編入学等の小論文はどのような問題ですか。
1200字程度の文章を読んで、簡潔にまとめることと、自分の考えを述べることを合わせて1000字程度で解答します。過去に出題された問題について閲覧が可能です。以下のページよりダウンロードしてください。
過去問題閲覧はこちら
障がい者の受験について、配慮がなされていますか。

大学院社会福祉学専攻

仕事を続けながら社会福祉学専攻で学ぶことはできますか?
はい。ルーテルの社会福祉学専攻の博士前期課程の授業はすべて木曜、金曜の午後6時半から午後9時55 分までの授業と、土曜日の午前8時50 分から午後6時20 分に開講されます。そのため、働きながら学べます。また、長期履修制度があるため、自分のペースでじっくりと授業の履修や修士論文にとりかかることもできます。
研究というより、自分の実践力をレベルアップさせたいのですが、そのようなことはできますか?
はい。ルーテルの社会福祉学専攻博士前期課程は、高度な社会福祉の専門職業人の養成を目指しています。特にソーシャルワークに関する科目が充実しています。これらの科目の授業では、サービスのあり方、事例検討など、学生同士でディスカッションを行うのみならず、ロールプレイなどを通して援助技術の実技演習なども行います。学生は「実践力をレベルアップさせたい」という志を持つ社会人経験のある人がほとんどで、ほとんどの科目を履修して修了していきます。
将来、社会福祉分野の教育、研究に携われる可能性はありますか?
はい。ルーテルの大学院修了後教育研究に携わるようになった修了生は数多くいます。博士後期課程修了者はもちろん、博士前期課程修了者でも高等教育機関の教員となっています。
調査研究の指導はどのように受けることができますか?
ルーテルの社会福祉学専攻カリキュラムの大きな特徴は社会福祉調査に関する科目や履修指導の充実度です。博士前期課程では履修生全員がコンピュータに向かいながら統計解析ソフトの演習をすすめていく科目があり、博士後期課程の学生も履修可能です。また、調査研究のコンサルテーションが用意され、個別の研究指導もていねいに行われます。
国家資格(社会福祉士)の取得はできますか?
いいえ。大学院で履修する科目には国家資格の受験資格を取得するための科目は含まれていません。国家資格を取得するためには、ルーテルの学部に入学(2年次編入学)するか、あるいは、専門の養成機関に通う必要があります。
認定社会福祉士取得は目指せますか?
はい。多くの科目が認定社会福祉士認証・認定機構の認証研修です。認定社会福祉士取得の一助となります。また、必要とされるスーパービジョンの一部を在学中に受ける可能性もあります。
実習は必須ですか?
いいえ。希望者は実習あるいは実践評価・実践研究を履修し所属機関以外での実習あるいは所属機関(自分の勤務先)での実習を10日間ほど行います。実習先や実習の時期は院生の希望に沿って決めていきます。仕事を続けながらも有意義な実習ができるように、あらゆる工夫をしながら実習内容を決めていきます。
自分の勤務先の仕事を実習にできますか。
実習Ⅱを選択すれば可能です。勤務先で実習を行うには、従来行なってきた実践を意識して研究的に行ないます。実習主任と相談しつつ進めます。実践の経過、判断の根拠、成果と課題等について言語化、検証していきます。
博士後期課程で博士論文の執筆の指導はどのように受けられますか?
ルーテルの社会福祉学専攻博士後期課程では、指導教員からの個別指導はもちろんですが、博士後期課程の在学生が土曜日の午後におよそ隔週でグループで履修指導を受けるシステムをとっています。学生同士も刺激しあいながら博士論文の計画や執筆に取り組んでいけるようになっています。

大学院臨床心理学専攻

仕事を続けながら、臨床心理学専攻で学ぶことはできますか?
臨床心理学専攻では主として平日に授業を開講します。さらに学内・学外での実習にも多くの時間が必要です。常勤の仕事と両立させるのは難しいと思いますが、3~4年かけて修了する長期履修制度もありますので、ご相談ください。
公認心理師の受験資格が得られますか?
はい。本大学院では、公認心理師に必要な10 科目を提供します。大学で公認心理師に必要な科目を履修してから、大学院で10 科目を履修して修了すると受験資格が得られます。
大学で必要な科目を履修していないと公認心理師の受験資格を得られないのですか?
はい。公認心理師の受験資格を目指す場合は、大学で必要な25 科目を履修して卒業してから、大学院に入学してください。2017 年9月よりも前に大学に入学していた人は経過措置による特例が認められる場合があります。特例に該当するかは出身大学に問い合わせてください。
臨床心理士の受験資格が得られますか?
はい。本大学院は、日本臨床心理士資格認定協会により第1種指定大学院として認められています。所定の科目を履修し実習の条件を満たすと受験資格が得られます。修了後に資格試験を受けられます。
臨床心理士の資格試験について教えてください
大学院修了後筆記試験が10 月に、面接試験が11 月に実施されます。結果は12月に通知され、翌年4月に資格が発効します。筆記試験は臨床心理の知識を問う多肢選択と小論文です。本学では、先輩の体験談を聴く会や模擬面接などにより受験準備をサポートしています。
大学では心理学を専攻していませんでしたが、臨床心理学専攻を受験できますか?
はい。これまで所属した学部や学科の名称に関わらず、大学を卒業したことにより受験資格があるので、受験できます。専門科目(心理学)に関する試験があるので十分に準備された方が良いでしょう。なお、大学で心理学を専攻していなくても臨床心理士の受験資格は得られますが、公認心理師の受験資格は得られない場合があります。
財団法人日本臨床心理士資格認定協会の試験に合格するために、大学院では何かサポートしてくれますか?
はい。在学中は、学内および学外実習において、心理臨床の経験とスーパーヴィジョンの充実を図っています。
修士論文は必ず執筆するのですか?
はい。臨床心理の専門家として必要な研究力を養うために、修士論文を必修としています。
修士論文の指導教員を決めておく必要がありますか?
いえ。入学後に希望調査をして指導教員を決めます。出願時に提出する研究計画書に希望する指導教員名を記しても良いですが、必須ではありません。
社会福祉学専攻の授業の単位履修や聴講はできますか?
はい。6単位まで履修して成績評価を受けられます。ただし、社会福祉学専攻の科目は木・金曜日の夜と土曜日に開講しています。
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