学長メッセージ

学長メッセージ

小さな光で あたたかさをもたらす人に
 「人の役に立ちたい」という素朴な、しかし、とても貴重な思いを胸に秘めて、大学進学を考え、大学や学部・学科を選択する人がいることでしょう。「自分とは何者か」、人間とは、生きるとは、神とは、を探求したくて学生生活を送りたいと願っている人もきっといるでしょう。ぜひとも、そういう思いをもった若者たちにルーテルの教育資源をフルに活用して、願いを叶えて欲しいと思います。高校からストレートに来る人はもちろんですが、人生の新しいステージを目指して学び直そうとする方たちも大歓迎です。

ルーテルにあるもの、それは自ら福祉や心理やキリスト教の研究者また実践家としての実績をもちつつ、教育という務めにありったけの情熱を注ぐ教員たち、きめ細かな援助をする職員たち、個性豊かで目標を目指しながら生き生きとキャンパスライフを送っている上級生や仲間たち、すでに現場に出てさまざまに活躍している先輩たち、専門書がぎっしりの図書館、多彩な実習先、世界の高等教育機関とのネットワーク・・・。どうか、それらをあなた自身を築き上げるために存分に用いてほしいのです。それによっていつしか、用い用いられ、生かし生かされ、支え支えられるという心豊かな人間関係を創る人間へと成長していくことになると信じています。本学で学ぶ中で、一人ひとりの人格と人権とが尊ばれ守られ、愛と慈しみに満ち、正義と公平がいきわたる世界を創り出すために貢献する人間に育っていくことを、ルーテルの108年の歴史は示しています。日本と世界の一角で、顔と名前の見える関係の中で、そういう働きをする人に成っていっているのです。

学長_顔

学長 江藤 直純
ルーテルの長い伝統は、神の愛を宣べ伝える伝道者を養成することに始まり、福祉や心理やさまざまな分野での他者援助の専門職を育てることへと広がっていく中で形づくられてきました。出会う一人ひとりをその背景や生きている条件や状況にかかわりなくどこまでも尊い存在だと捉える人間観、その人の生活や心や魂を支えていくために必要な広く深い知識と実践的な技術、現実の厳しさがどれほどであっても希望をもって一歩一歩前に進んでいく忍耐心と勇気、それらは間違いなく、建学の精神である「キリストの心」によって育まれ、支えられ、方向づけられるものです。そのために毎日のチャペルがあります。
あなたを待っているルーテル学院大学には、かけがえのないミッション(使命)、そのために労することをいとわないパッション(情熱)、それへと駆り立てる大きなヴィジョン(幻)があります。その中であなたも、たとえ小さくてもきらりと光りませんか。その光で周りを明るくし、その熱で周囲の手や体や心を温める人になりませんか。
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