学長メッセージ

石居基夫学長 メッセージ

私たちは、助け合う存在として、このいのちを与えられています。生まれた時から生涯を終えるまで、私たちは誰も一人で生きられものではなく、誰かに助けられ生かされて、そしてそれぞれがまた誰かを助け、共に生きる者となるのです。
 
現代社会は、競争と格差の中で一人ひとりが孤立化していく傾向があります。互いに助け合うことが失われて、誰かを切り捨てていくような世界が広がっていて、皆が学歴や資格によってスペックを上げて、自分がその崖ぶちから滑り落ちないように必死になっているかのようです。
 
本当は、一人ひとりが助け合うこと、多様な人々が共に生きることがこの社会の中に確かに機能しなければなりません。そのためには、私たち自身が、いのちと尊厳を守り、共に生きるという基本的な人間理解と実践の力を養う必要があるのです。
 
ルーテル学院大学は、確かな共生社会を実現するため、「人間・いのち・世界」を深く学び、本来あるべき「助け合い、共に生きる」新しい自分と世界を創造していく、そういう大学でありたいと思っています。
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