コース紹介

子ども支援

子ども支援コースは、子どもが健全に成長し、家族が幸せに生活を送るために必要な対人援助について学ぶコースです。心のケアから生活環境の改善、国際協力まで、子どもや家族を支援する方法など、子どもの成長を支援するための専門性を学び、生活環境の改善や心のケアを通して、子どもや家族が直面する様々な課題に対応できる人材を養成をします。

    学びのポイント

子ども支援コースの学び

いじめ・虐待・不登校など子どもを取り巻く人間関係の課題や、家族の病気や離婚・DVなど、家族内で生ずる課題、貧困や差別、児童労働や難民など社会的な課題などが深刻化しています。このような問題に対応して子どもや家族を支援できる人材への期待が大きくなっています。子ども支援コースでは、子どもや家族を支援するために役立つ児童福祉や児童心理の理論や技術、価値観を学び、子どもや家族が課題に対処する力を発揮できるように支援する方法を講義、演習、実習を通して学びます。

    資格

社会福祉士(国家資格)を取得するための受験資格を得ることができます(社会福祉主事、児童指導員、児童心理司の任用資格も得ることもできます)。また、児童館・学童保育・保育所等の児童福祉関係(子どもの支援)の仕事を目指す場合においては、社会福祉士と合わせて保育士(国家資格)の取得も推奨しています。子どもや家族を心理面から支援する仕事を目指す場合には、公認心理師(国家資格)や臨床心理士(民間資格)の資格の取得を目指すことも可能です。

    想定される進路

児童福祉施設(児童養護施設・乳児院・母子生活支援施設・児童館など)の児童指導員・少年指導員・保育士など。子ども家庭支援センターなど相談機関の職員、学童保育や青少年育成団体の職員、国際支援・協力団体の職員、スクールソーシャルワーカーなど。臨床心理士または公認心理師の資格を取得すると、スクールカウンセラーや児童福祉施設の心理療法担当職員を目指すこともできます。

    カリキュラム・履修モデル

子ども支援コースでは、児童指導員など子どもや家族を支援する人材向け履修モデルを提供しています

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子ども支援キャリアデザイン

子ども支援キャリアデザイン

子どもや家族を支援する施設や機関の機能や、働く職員の役割などについて具体的なイメージを持ち、各自が将来の進路を現実的に描けるようになることを目指します。教室での授業の他に、学外での1~2回の施設見学を計画します。
子どもと家族の国際問題と支援

子どもと家族の国際問題と支援

国際的な関係の中で、子どもや家族の生活が脅かされています。経済社会が変化する中で子どもと家族が直面するテーマ(貧困、教育、暴力など)を「子どもの権利」の視点から分析して、解決のための支援を学びます。
保育士特講Ⅰ・Ⅱ

保育士特講

保育士筆記試験の各科目の重要ポイントをおさえた講義。試験合格に向けて効率よく学習が進められるよう、講義を聞くことでのインプットだけでなく、問題の解答を導き出すアウトプットの力を身につけることも目指します。
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