博士前期課程授業

博士前期課程授業紹介

基礎研究科目

キリスト教社会福祉 (隔年開講)江藤直純 教授キリスト教社会福祉とは、何を意味するのか。キリスト教信仰が社会福祉事業とどのように関わるのか。聖書に基づく考えを検討しながら、歴史的な発展と今日の課題を考えたい。
キリスト教社会福祉と倫理学(隔年開講)江藤直純 教授福祉実践に関わる価値観を、人間のいのちの始まりと終わりをめぐるさまざまな問題を経験した人々のストーリー、また日本の宗教思想を神学的、倫理学的に分析し考察することをとおして、実存的に検討していく。
社会福祉援助方法総論福山和女 講師ソーシャルワークの方法論についてミクロからマクロの領域で、理論的精査と実践への適用、その限界と効用について考察する。
社会福祉法政策論金子和夫 教授本研究では、政治・経済・財政状況に加え、社会生活・労使関係状況などから、戦後の社会福祉法政策の歩みを検証することにより、21世紀に当面する社会福祉法政策の課題について探求する。
社会福祉調査法Ⅰ山口麻衣 教授社会福祉調査における調査法の概要と質的調査と量的調査の基礎について学ぶ。あわせてSPSS for Windowsによる統計解析のやり方について実際にパソコンを用いて学習する。
社会福祉調査法Ⅱ山口麻衣 教授前期の学習を発展させ、質的調査の方法や重回帰分析、分散分析、因子分析などの多変量解析の手法について学ぶ。(Ⅱのみの履修は原則として不可)

専門科目

高齢者福祉研究市川一宏 教授まず、高齢者が直面する介護、孤立、貧困等の多様な問題を学習する。そして介護保険や介護予防等の施策、日常生活自立支援事業等の利用支援、地域福祉権利擁護事業等の利用支援、ケアマネージャー等の専門職の現状と課題を、最新の情報に基づいて検討し、今後の高齢者福祉のあるべき姿を模索する。
司法福祉研究西原雄次郎 講師司法制度の全体像を理解し、そこで模索されてきた福祉的取り組みの歴史と現在の諸課題について、主に文献を通して展望する。
社会的弱者の自立支援研究福島喜代子 教授社会的弱者が、貧困や低所得に陥る状況を理解し、社会的弱者のアセスメントと支援の仕方について考察する。
障害者福祉研究髙山由美子 教授障害者福祉の歴史的経緯、権利擁護の理念をふまえて障害者福祉の今日的課題を理解し、具体的な支援とソーシャルワーク実践のあり方を検討する。
児童家庭福祉研究加藤純 教授子どもの福祉(幸せ)について、子どもを取り巻く家族や地域・社会の問題として理解し、特に虐待の起きた状況でのリスクアセスメントや家族支援について検討する。
地域福祉研究(隔年開講)市川一宏 教授地域福祉の理論と歩み、地域福祉を基調とする社会福祉の新しい展開と課題、社会福祉への住民、市民の参加、多様な、主体の役割と協働、地域福祉計画などの推進方法について研究する。
コミュニティワーク研究和田敏明 講師コミュニティワークの歴史的展開と現状を明らかにするとともに、多様な、地域福祉実践、住民、市民活動で活用、開発されてきている、コミュニティワークの方法について研究する。
精神保健福祉研究倉本英彦 講師精神保健と福祉は従来行政的には縦割りにされて来た。ここでは両者を統合する視点で講義を行う。そして臨床福祉学の構築を目指す。
集団療法特講倉本英彦 講師集団精神療法に関する基礎知識の獲得を目標とし、集団精神療法に対する総論と各論を講義する。
スーパービジョン研究福山和女 講師現場実践ではソーシャルワークの的確な援助技術の適用ばかりではなく、機関・施設での機能や役割を促進できるように専門家を更に訓練する必要がある。専門家や組織に対するスーパービジョンやコンサルテーションを検討し、効果を出せる技術や方法の実証、並びに方法論の開発を目指す。
家族支援コンサルテーション研究福山和女 講師家族システムの捉え方、力動、介入について様々なタイプの事例を検討し、支援者に対するコンサルテーションの知識、技術、方法等を学ばせる。
社会生活技能訓練(SST)研究八木原律子 講師わが国でのSSTは、精神科領域から普及したが、最近ではSSTの実践領域(社会福祉施設、刑事施設・更生保護施設・学校・職場等)が拡大化され、SSTの技術を習得したソーシャルワーカーに期待が寄せられている。受講生の主体的な参加を通して、新たな支援技術開発を追及していく。
カウンセリング研究増井 起代子 講師カウンセリングの面接技法を体系的に整理し、ロールプレイなどを用いて学ぶ。代表的なカウンセリング理論を学ぶ。
非営利組織における人材育成管理研究市川一宏 教授社会福祉の専門性を前提に、組織において、危機管理・PDCAサイクルによるサービスの質保証等の運営管理、人材活用・育成等の組織性を修得する。

自由選択科目

国際社会福祉研究Ⅰ小高真美 講師アメリカのソーシャルワーク大学院でのテキストを一緒に読み、ソーシャルワークの概念、方法、技法と実践分野、制度を日本と比較、検討する。
国際社会福祉研究Ⅱ原島 博 教授先進国による開発途上国支援が行われていることを前提に、プロジェクト・サイクル・マネジメント手法を取り上げ、開発途上国の社会問題を事例として、「問題分析」「目的分析」「プロジェクト・デザイン・マトリックス」作成までの演習を行い、国際協力のあり方を検討する。
社会福祉における経営管理研究和田敏明 講師地域で、福祉サービスの提供や実践活動を行う非営利組織、分権化する自治体等が、目的に向かってあらゆる資源と人々を結びつけ、望ましい結果を生み出す、アドミニストレーションについて学ぶ。

専門演習

演習Ⅰ(キリスト教社会福祉)江藤直純 教授「いのち、人格、人間性、それを支えるものと脅かすもの」という主題のもとにゼミ参加者の関心にそって、文献講読などで、社会福祉実践の根底を掘り下げる。キリスト教の人間観、生命観、社会観との切り結びを図る。
演習Ⅱ(社会福祉の制度・政策)市川一宏 教授、金子和夫 教授、原島博 教授、山口麻衣 教授この演習では、参加者個々人の関心を基本において、社会福祉の制度・政策上の問題点について、時間的な変化・発展および国際比較を分析基軸に研究を行い、参加者の社会福祉制度政策についての見識の変化・発展を目指す。
演習Ⅲ(社会福祉方法と技法)福島喜代子 教授、髙山由美子 教授ソーシャルワークの理論と技術についての研究を深める。各自の研究テーマに沿って、先行研究を調べ、まとめていくことや、調査研究の進め方などについて討論や指導を行う。同時に、参加者が社会福祉の現場でソーシャルワーカーとして直面している課題などについて、ゼミというグループの力を活用しながら解決していく支援を行う。
実習髙山由美子 教授実習主任と個別に面接し、臨床系実習、政策系実習、調査系実習のうちから、専攻する分野を選ぶ。研究テーマや実践課題との関わりで実習先を選択し、実習する。実習では高度な専門ソーシャルワーカーとしての職業倫理や知識と技術を再確認する。
実施評価・実践研究山口麻衣 教授認定社会福祉士研修科目である。自分の現場実践について、実践の経過、判断・行動の根拠、成果と課題等について客観的に記述・言語化し、検証する。また、サービスの質の向上のため科学的根拠に基づく実践のための評価を行う。
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