クヌーテン講演会が行われました

ルター宗教改革500年記念行事の一貫として、2017年４月26日（水）、本学で毎年恒例のクヌーテン講演会が行われました。今年は神奈川県立保健福祉大学名誉学長の阿部志郎先生をお招きしました。阿部先生は、明治学院大学理事長、社会福祉法人横須賀基督教社会館理事、日本社会福祉学会会長、日本キリスト教社会福祉学会会長などを歴任され、さらに日本のみならず国際的にも社会福祉の理論と実践、教育に貢献されてきました。

今回は「愛されて生き、生きて愛する」とのテーマで１時間半にわたって講演をいただきました。福祉国家に大切なものは何か、社会連帯の必要性、また阿部先生が福祉に携わろうと思ったきっかけなどを、さまざまなエピソードに聖書の一節を示しながらお話くださいました。
最後に学生へ向けて、「人は愛されていくもの。皆愛されている。人を愛し、社会を愛する人になってほしい。」とメッセージをいただきました。
阿部先生、貴重なお話をありがとうございました。