+講座のご案内
このプログラムは、もともと「リラ・プレカリア(祈りの竪琴)」という奉仕活動の中で、奉仕者の養成のために生まれたプログラムです。リラ・プレカリアは、病床にある方、死に直面している方、また心身の癒しを必要とする方に、ハープと歌を通して祈りを届け、魂の癒しをもたらす働きです。ですから、このプログラムも、聖書や音楽そのものの研究ではなく、祈りの奉仕を通じて深められていく、私たちのスピリチュアリティ(霊性)について学んでいくものとなります。
プログラムでは、キリスト教の長い伝統の中に育まれてきた人間の魂の理解とその表現を、詩編や祈り、音楽の中に学ぶことを中心としながら、参加する一人ひとりの魂の深い養いを共にしてまいります。NHK「こころの時代」にも紹介された、キャロル・サック宣教師によるリラ・プレカリアの最も中心的な精神を学ぶプログラムです。
なお、プログラムの中で、ハープを用いた実践に触れる機会はありますが、ハープや歌を直接に学ぶものではありません。
プログラムでは、キリスト教の長い伝統の中に育まれてきた人間の魂の理解とその表現を、詩編や祈り、音楽の中に学ぶことを中心としながら、参加する一人ひとりの魂の深い養いを共にしてまいります。NHK「こころの時代」にも紹介された、キャロル・サック宣教師によるリラ・プレカリアの最も中心的な精神を学ぶプログラムです。
なお、プログラムの中で、ハープを用いた実践に触れる機会はありますが、ハープや歌を直接に学ぶものではありません。
+第Ⅰ期の学び
一年目、2019年度前期には、一般的な意味で、スピリチュアリティとは何かということについて学びます。つまり、私たち人間が、宗教にかかわりなく、神とか超越的なものといわれる存在を考えるというのはどういうことかという問題です。あるいは、私たちが愛された存在であるという時に、その愛はどんな風に私たちに関わっているのかという問題です。
特に、キリスト教の中で神とか神的なものとの関係や経験において、音楽が果たしてきた役割ということを学びたいと思います。きっと、音楽そのものについても、新しい視点へと導くものとなるでしょう。
特に、キリスト教の中で神とか神的なものとの関係や経験において、音楽が果たしてきた役割ということを学びたいと思います。きっと、音楽そのものについても、新しい視点へと導くものとなるでしょう。
+第Ⅱ期の学び
一年目の後期には、聖書の詩編に焦点を合わせます。詩編は、3000年もの間、霊的な導きのために用いられてきたものです。なぜ、これらの詩が信仰生活といわれる私たちの霊性にとって重要なものであり得たのでしょうか。そして、それは今でも私たちの生活にとって役に立つのでしょうか。もしそうであるなら、一体どのようにしてそうなのでしょう。
これらの詩編と音楽との関係、とりわけ弦楽器(竪琴)との関係とは何でしょうか。リラ・プレカリアの実践における、実際の患者さんとのいくつかの出逢いが、こうした問いについての学びを導いてくれるのです。
これらの詩編と音楽との関係、とりわけ弦楽器(竪琴)との関係とは何でしょうか。リラ・プレカリアの実践における、実際の患者さんとのいくつかの出逢いが、こうした問いについての学びを導いてくれるのです。
+第Ⅲ期の学び
2年目の前期は、人間とはどのようなものなのかということについての基本的な視点に触れます。キリスト教の礼拝儀式の伝統の2つの重要な要素である「キリエ」と「アニュス・デイ」を学びます。しかし、その学びを通して、宗教のいかんを問わず、人間にとって本質的なものが何かをわかってくるでしょう。礼拝というものにおいて、私たちが人間であることの意味、そして、私たちが愛されているということについて目が開かれていくのです。
+第Ⅳ期の学び
2年目の後期では、人間とはどのような存在かということについて、さらにいくつかの観点を学びます。2年目前期で、私たち人間の実際の状況やそこに見られる課題やニーズ(必要)等の現実を学びますが、この最後の期では、それがどのように癒されうるのか学んでいきます。
受講をお考えの皆様へ
このコースは、私たちを神様との深いつながりの中に生きることへと導くように考えられているものです。自分自身を知り、またキリスト教信仰の基本的な事柄について学ぶことが、その助けになるのです。そして、特に、この神様との関係へと誘うものとして音楽が果たす役割ということに学びを深めます。また、患者さんや収監されている人たちの実話に多くを学んでいきたいと思います。彼らは、生きるということについて、本当に大切な学びを与えてくれるのです。
一回ごとのスケジュールとしては、初めにその日のテーマについて導入する講義が90分間です。その後、お茶の休憩を挟んで、分かち合いの時を持ちます。この分かち合いの時間では、参加者はその日のテーマに沿った詩編の一編を読んでいくことになります。それぞれの参加者たちは、小さなグループに分かれ、自分自身がその詩編を読み味わう中で経験したことや考えたことなどを分かち合います。
参加者には課題も与えられます。例えば、それぞれの生活において、何か自分がこれに出会ったといえるような具体的な「物」を持ってきてクラスでそれを分かち合っていただきます。(自分で描いた絵だとか、いただいた手紙とか、小さなクッキーだとか、その「物」はなんでもいいのですけれども、それを持ってきてお話をしていただくのです。)
音楽の体験や教会の会員であること、あるいはキリスト教に関係したことがあるというようなことは一切求められません。神様とのより深い関係を求めるといいう人であるならば、どなたでも歓迎です。
一回ごとのスケジュールとしては、初めにその日のテーマについて導入する講義が90分間です。その後、お茶の休憩を挟んで、分かち合いの時を持ちます。この分かち合いの時間では、参加者はその日のテーマに沿った詩編の一編を読んでいくことになります。それぞれの参加者たちは、小さなグループに分かれ、自分自身がその詩編を読み味わう中で経験したことや考えたことなどを分かち合います。
参加者には課題も与えられます。例えば、それぞれの生活において、何か自分がこれに出会ったといえるような具体的な「物」を持ってきてクラスでそれを分かち合っていただきます。(自分で描いた絵だとか、いただいた手紙とか、小さなクッキーだとか、その「物」はなんでもいいのですけれども、それを持ってきてお話をしていただくのです。)
音楽の体験や教会の会員であること、あるいはキリスト教に関係したことがあるというようなことは一切求められません。神様とのより深い関係を求めるといいう人であるならば、どなたでも歓迎です。
+お申し込みにあたって
- この働きと学びに関心のある方には、どなたでもご参加いただけます。
- 月1回、土曜日の午後、4時間ほどのプログラムです。
- 毎月1回ずつ、4回を1つの期といたします。1期4回の講座に、連続してご参加いただけることを前提とさせていただきます。
- 1年間に2期、2年間にわたり全体で4期の学びをご用意します。4期それぞれのテーマと内容は変わります。なお、お申込は1期ごとにご案内いたします。
開講日程 (2019年第Ⅰ期) | 毎月第3土曜日 4月20日(土)、5月18日(土)、6月15日(土)、7月20日(土)(第Ⅱ期の日程は、9月14日、10月12日、11月9日、12月14日の予定です) |
時間割 | 講義(レクチャー):13:10〜14:40 英語(通訳あり) 全体の交わりの時間:14:40〜15:00 グループによる分かち合いの時間: 15:00〜17:00 |
受講料 | 1期(4回)16,000円 初回に集金させていただきますのでご用意ください。 |
会 場 | ルーテル学院大学 三鷹市大沢3-10-20 |
定 員 | 20名ほどの参加者を考えて準備しております。定員を超えたお申し込みになった場合、お断りすることがございますことをご了解くださいますようにお願いいたします。 |
申込締め切り | 3月8日(金) |
主催・申込先:日本ルーテル神学校 附属研究所 デール・パストラル・センター
電話:0422-26-4580(不在の場合、ルーテル学院代表0422-31-4611へお願いします。)
住所:〒180-0015 東京都三鷹市大沢3-10-20
E-mail:dpc@luther.ac.jp
電話:0422-26-4580(不在の場合、ルーテル学院代表0422-31-4611へお願いします。)
住所:〒180-0015 東京都三鷹市大沢3-10-20
E-mail:dpc@luther.ac.jp
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