地域福祉ファシリテーター養成講座

INDEX
 

福祉のまちづくりを協働して推進する人になろう!

地域福祉ファシリテーターとは?

住民の立場から、地域の福祉課題や地域の中で支援を必要としている人を発見し、自らが持つ能力や人脈、社会資源を生かしながら、中立の立場で協働を促進する、協創を支援する人々(黒子的リーダー、支援型リーダー)のことを指します。

この講座では、講義だけでなく、体験的な演習や地域福祉ファシリテーター養成講座修了生などが実施する地域福祉活動へのフィールドワークや実践交流会を盛り込み、近隣の市の多様な受講生とともに学びあうことを重視しています。地域福祉ファシリテーション力の向上とネットワーク作りを意図しています。

講座修了後には、地域の課題に気付き、地域に必要な活動を仲間とともに行い、人と人をつなぎ、チームの力を引きだし、多様な人々の思いをまとめ、複数の活動にかかわりネットワークを広げる視野を持つような地域福祉ファシリテーターを養成することを目標としています。各市の受講生同士で新たな地域活動を開始する、講座修了生ネットワークを活かして個々人のこれまでの地域活動を継続する、講座修了生が実施する地域活動団体などに参加しながら地域活動を行うなど、一人ひとりが地域福祉ファシリテーターとしてゆるやかにつながって活動しながら、福祉のまちづくりを協働して推進します。(終了後に義務的な役割が生じることはありません。)
1706150046847

地域福祉ファシリテーターとして高めたい力(コンピテンス)

  • 住民の立場から地域の課題に気付き、地域の福祉課題や地域の中で支援を必要としている人を発見する力(地域課題発見・分析力)
  • 地域に必要な活動を仲間とともに行い、人と人をつなぎ、チームの力を引きだし、多様な人々の思いをまとめ、複数の活動にかかわりネットワークを広げる力(協働による実践力)
  • 自らが持つ能力や人脈、社会資源を生かしながら、中立の立場で協働を促進し、協創を支援する力(黒子的リーダー・支援型リーダーとしてのリーダーシップ力)

受講要件

  • 三鷹市、武蔵野市、小金井市、調布市のいずれかに在住の方。
  • 自らが住む地域を大切に思い、その福祉になんらかの形で貢献したいという思いがある方。
  • これからボランティア活動・地域活動を始めたい方、すでに行っているけれどより活動を充実させたいという方。

上記以外に、各市で受講要件を定めている場合がありますので、詳細はお住まいの各市社会福祉協議会にお問い合わせください。

2024年度 地域福祉ファシリテーター養成講座のプログラム


形式 プログラム(11回+フィールドワーク) 日程
1回目 講義/演習 講義「これからの社会福祉と地域福祉ファシリテーターの役割」
演習「自分が感じている地域の課題について考える」
9月26日
2回目 講義/演習 講義「自分の地域について知る方法と地域の社会資源について」
演習「自分の地域で役立つ社会資源を発見する」
10月10日
3回目 講義/演習 講義と演習「地域でサポートするときの人との関わり方」 10月17日
4回目 グループ学習 グループワーク(1) 10月24日
5回目 実践交流 実践交流(1)「地域で展開されているファシリ修了生の活動を知る」 10月31日
フィールドワーク (実際の地域活動への訪問調査) 10月末~11月下旬
6回目 講義/演習 講義「地域の問題解決のためのニーズ把握の方法と計画の立て方」
演習「地域の福祉課題を考えよう」フィールドワークの振り返り
11月21日
7回目 グループ学習 グループワーク(2) 11月28日
8回目 グループ学習 グループワーク(3) 12月5日
9回目 グループ学習 グループワーク(4)
プレゼンテーション: 
「地域福祉ファシリテーターとして地域の福祉課題にどう取り組むか?」
12月12日
10回目 グループ学習・実践交流 グループワーク(5)
実践交流(2) 他の市の人や学生と学びの分かち合い
2024年1月9日
11回目 講義/演習
修了式
講義「福祉のまちづくりを協働して推進する:地域福祉ファシリテーターへの期待」
演習「アクションプラン:研修の学びと出会いをどう今後に活かすか?」
修了式
2024年1月16日

注) 11月7日と14日に、対面・オンライン企画(地域福祉ファシリテーター修了生団体インタビュー)を実施予定ですが、参加は任意です。

主催

三鷹市・小金井市・武蔵野市・調布市の4市行政および4市社会福祉協議会
ルーテル学院大学

担当教員

和田敏明、福島喜代子、原島博、山口麻衣、岸千代

本講座の申込先

お住まいの社会福祉協議会にお申し込みください。社会福祉協議会によって申込期限が異なりますので、ご注意ください。