ルター研究所

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お知らせ

日本のルター研究の拠点

 宗教改革者マルティン・ルターの研究に関わる著作や論文は、毎年世界で三千点に及びます。ルター研究所は、佐藤繁彦氏、北森嘉蔵氏、徳善義和など、世界的にも有名なルター研究の伝統のうえに、本学の二番目の研究所として1985年10月に開設された、大学附属の研究機関です。当研究所は「ルター研」と親しまれ、日本のルター研究の拠点となっています。宗教改革者マルティン・ルターは、「ルーテル」学院大学、日本「ルーテル」神学校という名称にも反映されていますが、本研究所は「ルター」の名前そのものをもって研究所名としています(ルターは現在の呼び方、ルーテルは古い呼び方)。

 その活動の主要領域は、ルターと宗教改革に関する研究とその発表および教育にあり、プロテスタント主義の原点であるルターと宗教改革の研究は、今日のルーテル教会のみならず、広くキリスト教会全体、さらには思想界全体にとっても意義深いものがあると考えています。また、本学の図書館と研究所文庫は、ルター研究文献の所蔵に関してはアジア地域最大規模のものとなっています。

 研究活動は、毎月一回のペースで研究会が開かれ、個人研究や共同研究の発表が行われています。この研究会の活動の成果として、『ルター著作選集』や『ルターと宗教改革事典』などの出版がなされました。なお、研究発表の際には、学内に案内を掲示して学生の聴講も歓迎しています。教育活動としては、研究所の公開講座(「ルターの生涯」、「ルター神学」、「世界のルーテル教会」等)があり、熱心な受講者と共に学びをすすめています。また諸行事として、毎年「秋の特別講演会」や、6月第一週「ルター・セミナー」があります。継続されている刊行物は、『ルター新聞』(年2回発行)と、研究誌『ルター研究』があります。『ルター研究』には各所員による神学論文が掲載されており、すでに別巻を含め18巻が発行されています。

 2017年の宗教改革500年を経て、研究所も2018年から「500年からの出発」として気持ちも新たに研究・教育活動に励んでいます。また、2025年には設立40周年を迎えます。なお、ルター研究所の運営は、年2回開かれる「ルター研究所運営委員会」によって行われています。

宗教改革500年記念事業(2017)はこちら
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所長

立山 忠浩 (Tateyama, Tadahiro)

略歴
山口大学工学部土木工学科卒、日本ルーテル神学大学・神学校卒。日本ルーテル神学校長を経て、現職。日本福音ルーテル教会引退牧師。

専門分野
歴史神学・実践神学(説教学)

主な著作
  • (責任編集)『小川修パウロ書簡講義録』1~10巻 リトン 2011-2022年
  • (翻訳)「マルティン・ブツァー / マルティン・グレシャート 著」『宗教改革者の群像』知泉書館 2011年
  • (共訳)『ルター著作集 第2集第7巻 ヨハネ福音書第3章・第4章説教』リトン 2008年



立山 忠浩