
石居 基夫
- 教授
- 学長
専門分野
キリスト教教義学、キリスト教死生学
主要担当科目
人間・いのち・世界、神学初級演習、死生学
略歴
- 東京都立大学卒。日本ルーテル神学大学(現ルーテル学院大学)・神学校卒。米国ルーサー神学校博士課程修了。神学博士。
- ルター神学を学びつつ、日本そして現代という脈絡の中にある私たちが聞くキリストの福音とは何かということを常に考える。
- 日本福音ルーテル教会牧師。
研究業績一覧
学術論文
- 「ルターの教会論における宣教的視点:——見える教会と見えない教会のみ言葉中心性から」(ルーテル学院研究紀要No.51, 2017 1~14頁 )2018年3月
- 「ルターの『死の準備のための説教 一五一九』にみるスピリチュアル・ケア」(日本ルター学会研究年報『ルターと宗教改革』No.7, 2017 71~94頁 )2017年9月
- 「ルターの教理問答における「私」の問題〜中世と近代の狭間で〜」 『ルーテル学院研究紀要』50, 3〜15頁 2017年3月
- 「『死とその記念』における神の祝福」 『礼拝と音楽』171号 24~27頁 2016年10月
- 「『自死』と向き合う」 共著 『Ministry』vol.16 担当「アンケートで見る『自死』の実態」11頁~18頁、 「まとめにかえて〜自死へ取り組む神学、『自死』を扱う難しさ」26頁~28頁 2013年
- 「牧師がかかわる2種類の死」 単著 『Ministry』vol.13 Spring 68頁~70頁 2012年
- 「死に備え、いのちを見つめる」 単著 『Ministry』vol.14 Summer 68頁~70頁 2012年
- 「死を迎える現実と信仰」 単著 『Ministry』vol.15 Autumn 68頁~70頁 2012年
- 「ウチから見たキリスト教」 共著 『Ministry』vol.13 42頁~47頁 2012年
- 「座談会:成文祈祷と自由祈祷―それぞれの伝統から考える礼拝の中の祈り」 共著 『礼拝と音楽』153号 16頁~20頁 2012年
- 「洗礼における個と共同性-アメリカ福音ルーテル教会新礼拝書(ELW)を通して問う現代の日本における洗礼の神学と実践」 『ルーテル学院研究』 2012年3月
- 「ルターの『聖徒の交わり』(communio sanctorum)-日本の伝統的霊性との対話」 『ルーテル学院研究紀要』2010年
- “Luther's perspectives on the communio sanctorum in dialogue with traditional Japanese spirituality” Transformative Theological Perspectives Karen L. Bloomquist ; Lutheran World Federation.(Minneapolis,Minn.:Lutheran University Press,2009).
- 「日本における「生と死」の理解と福音の土着化:日本のキリスト教葬儀を通してみる課題」 International Symposium 韓国ルター大学 2006年8月
- 「義認論におけるconcupiscentiaの問題」 ルター研究 第9巻 2004年
- 「ルターにおける死と復活」 ルターと宗教改革:日本ルター学会研究年報 4 2004年
- 「日本における葬儀礼拝に見る神学的課題ーー日本福音ルーテル教会式文にたいする神学的問いかけから」 テオロギア・ディアコニア(ルーテル学院大学紀要)38号 2004年
- 「ヨハネによる福音書一二章三六bー五〇節」『アレテイア』No.42 23ー28ページ 2003年
- Cherry Blossoms and Lily : Comparing the Understanding of Death and Resurrection in the Traditional Japanese View and Christian Teaching 博士論文 2002年
- 「ルターにおける罪と死」 ルター研究 第8巻 2002年
著書
- 『和解と交わりをめざして:宗教改革500年を記念して』共著(片山はるひ、高山貞美編、担当「ルター—福音に生かされる」11〜34頁)2018年3月
- 『「キリスト者の自由」を読む』「全信徒祭司性」の章 共著 リトン 共著者(鈴木浩、立山忠浩、石居基夫、高井保雄、江藤直純 68〜85頁 2016年10月
- 『キリスト教の死と葬儀』 単著 キリスト新聞社 2016年6月
- 『私たちの死と葬儀~キリスト教の視点から~』(本のひろば2013年特別号)(単著)一般財団法人キリスト教文書センター 2013年5月
- 「悼む人と十字架の神学」『Ministry 第7号特集:みんなで葬儀』(対談)キリスト新聞社 2010年10月
- 「キリスト教の人間理解」『キリストの愛を伝え共に成長するー未来を愛する 希望を生きる』(共著)リトン 2009年8月
- 『魂のゆくえ 今、みことばに聴いて』(CD)日本FEBC 2008年10月
- 『共同の宣教に召されて』(共編著・訳)教文館 2008年5月
- 『魂のゆくえ日本人の死生観と福音理解』(CD) 日本FEBC 2008年4月
- 『ルターを学ぶ人のために』「生と死」(共著) 世界思想社教学社 2008年1月
- ラオス講座第8号『この世を生きるーキリスト者の生活ー』 日本福音ルーテル教会 2006年5月
書評 他
- 『天国での再会』日本キリスト教団出版局、中道基夫著(「本のひろば」10月号 2〜3頁)2016年10月
講演・発表
- デール・パストラルセンター 牧会研究会「死と葬儀」 2018年2月
- 第52回教職神学セミナー 「『平和:現代世界への宣教の視点から』を考える」2018年2月
- カトリック・ルーテル宗教改革500年共同記念 シンポジウム『平和を実現する人は幸い』 シンポジスト担当テーマ「『罪について』〜それにも拘らずをいただく福音」2017年11月
- 日本福音ルーテル教会東海教区・名古屋キリスト教協議会・宗教改革500年記念大会「『信仰によって義とされる。』とは、どういうことか。」2017年11月
- 白百合女子大学キリスト教文化研究所講演会「ルターの宗教改革と今日のエキュメニズム」2017年11月
- 日本福音ルーテル大森教会 講演「現代における宗教改革の意味」2017年10月
- 日本ルーテル教団 長岡教会 講演「全信徒祭司性とみことばの務め〜宗教改革500年記念」2017年10月
- 日本福音ルーテルむさしの教会 講演「今、ルター派であること−宗教改革500年を迎えて」2017年9月
- 日本福音ルーテル札幌教会 講演「私たちの死と信仰〜主のいのちに結ばれて」2017年7月
- 上智大学夏期神学講習会「ルター:福音に生かされる」2017年7月
- 日本ルーテル教団 浦和教会 講演「私たちの死といのち〜日本人であること、キリスト者であること」2017年7月
- 日本福音ルーテル教会東教区宣教ビジョンセンター 連続神学講演会 「ルターとエキュメニズムの前進」 2017年5月
- JELAリラ・プレカリア「日本人の死生観〜そのスピリチュアルニーズとキリスト教〜」2017年5月
- 「日本人の死生観とキリスト教信仰〜宗教改革500年を迎えて〜」近畿福音ルーテル教会主催新年聖会 2017年1月
- 「宗教改革500年:福音宣教のための教会」日本基督教団関東教区茨木地区牧師会主催 研修会 2017年1月
- 「『キリスト者の自由』における悪の問題」ルター研究所主催 秋の講演会 2016年11月
- 「今、見えないものを曇りなき眼で〜宮崎駿の問いかけを受けて3・11以後を生きる〜 」日本福音ルーテル本郷教会主催 講演会 2016年11月
- 「死生学−−−主のいのちに結ばれて」キリスト新聞社主催「Ministry」神学講座in 仙台 2016年6月
- 「ノンクリスチャンでもわかるキリスト教の死生観」ルーテル社会福祉協会主催 合同研修会 2016年8月
- 「礼拝式文について―ELCAの式文改訂に学ぶ」日本福音ルーテル教会東地区教師研修会 2013年
- 『いちじく桑の木登り―わたしの教理問答』全27回 日本FEBC 2013年
- 「エキュメニカル礼拝」『2013年キリスト教一致祈祷週間』 翻訳 日本キリスト教協議会・カトリック中央協議会 2013年3月
講壇奉仕
- 日本ルーテル教団新潟地区一日神学校 講演「私たちのいのちのゆくえ〜日本人として、キリスト者として〜 2016年11月
- 日本福音ルーテル宮崎教会 説教「恵みの力によって」・講演「看取りと悼み:神のみ手に抱かれて」2016年10月
- 日本福音ルーテル二日市教会 説教「かけがえのないあなたを」2016年9月
- 日本ルーテル教団 白根教会 説教「主の慰めを」・講演「私たちの看取りと悼み〜キリスト教における終活」2016年9月
- 日本福音ルーテル聖パウロ教会 説教「今、主のみ声にきいて」・講演「「ルーテル教会の信仰」〜宣教500周年に向けて〜 2016年7月
- 日本福音ルーテル小石川教会 説教「死からいのちへ」2016年7月
- 東京ルーテルセンター教会 説教「みことばの力」・講演「十字架の神学と現代」2016年6月
- 日本福音ルーテル藤が丘教会 説教「ゆるされて」・講演「「私たちの終活〜日本人の死生観とキリスト教」2016年6月
学会活動および地域・社会における主な活動
- 日本基督教学会 幹事
- 日本ルター学会 理事
趣味・関心事
ウォーキング、バードウォッチング、フラワーウォッチング