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様々な事情を抱える少年をサポートしたい

赤嶺 ちひろ さん  社会福祉士
総合人間学部 2017年度卒

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法務教官の仕事

私は、大学卒業後、医療ソーシャルワーカーとして病院に勤務していましたが、「非行をし、様々な事情を抱える少年をサポートしたい」という想いから、法務教官に転職し、現在に至ります。1年目は寮職員として、2年目からは少年の出院に向けた修学、就労、福祉等の支援を行う、「支援係」として勤務しています。

寮職員の時は、少年の日課に一緒に参加し、指導や保安の仕事を通して少年の様子を目にすることが多かったですが、現在は書類の作成・送付が主な仕事であり、少年の様子を目にする機会が減ったため、書類を作成する際は寮職員と情報を共有すること、時には少年と面接して意向を確認したり、心情の聞き取りを行ったりすることを大切にしており、チームで支援することを意識しています。

法務教官の魅力、少年の変化を共に喜べること。

法務教官の魅力は、少年の変化を共に喜ぶことができることだと感じています。そして、出院者から、頑張っている旨の電話や手紙が来たときは、毎度嬉しい気持ちになります。また、週1回の当直勤務で少年が皆無事に朝を迎えられたときに、一息付きながら小さなやりがいを感じています。今後も、日々やりがいを感じながら着実に成長できるよう自己研鑽していきたいです。
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