ルーテルの人 ルーテルの人

受験生の皆さんへメッセージ(社会人入学 / 臨床心理コース・Sさん)


私は10年ほど社会人を経験した後にこのルーテル学院大学に入学しました。現在は今までの蓄えを活かしつつ、大学で紹介してもらったアルバイトをしながら一人暮らしをしています。かつて私は地元の市役所で事務仕事をしていましたが、窓口業務でお話を聞いていただけで涙をこぼした被災者がいました。この世の中には様々な支援の形がありますが、お話を聞くという支え方もあるのだと知り、またその時の経験から自分にはその道で生きていく方が合っているのではないかと考えました。私や家族が震災後に臨床心理士の先生にお世話になったのもきっかけの一つかもしれません。

専門学校にしか行ったことがなく大学の選び方なども一切分かりませんでしたが、とりあえず臨床心理士と公認心理師の資格が取れることを最優先に調べました。その時に見つけたのがルーテル学院大学でした。4年間生活し、慣れた環境のまま大学院に行くことが出来れば、顔見知りの教授の方々と思いっきり勉強ができると感じました。また、臨床心理士試験の高い合格率は、この学校で本気で学べば夢は叶えられるのだと私に信じさせました。
それを可能にしているのが少人数制の授業だと考えます。一学年90名程度で、友達の顔だけでなく先生方の名前もすぐ覚えられるし、覚えてもらえます。体調不良等で授業を休むと心配して話しかけてくれたりします。そんな先生方だからこそ、その優しさや人間性を育んできた知識や経験を可能な限り吸収し、先生方に近づけるよう頑張ろうと思えます。

もし夢が叶い、カウンセラーになった時、東日本大震災でボロボロになった地元の復興がどのくらい進んでいるか分かりませんが、物ではなく心の支えを求めている人がまだいるかも知れません。そんな方々のために、同じ被災者として、心理のプロとして、復興の最前線で寄り添っていきたいと考えています。もちろん、私が必要無いくらいみんなに元気が戻っていれば、地元にこだわらず私が必要とされる場所を探していこうと考えています。
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