デール・パストラル・センター

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ごあいさつ

私たちは目に見え、手で触れられることを頼りに生きようとします。見える世界に生きているのですから致し方ないかもしれません。ところが、それではどうしても受け止めきれない事ごとが私たちの人生に降りかかることがあります。見える世界だけでは生きる意味を見いだせないと知らされます。そこで、見えない世界の価値を知り始め、見えない世界の大切に目を留めることになります。そういえば愛も信じることも目に見えない。当センターは、この目には見えないスピリチュアルなことを深く知り、教会や一般の方々と分かち合うプログラムを提供いたします。
デール・パストラル・センター所長
齋藤 衛

理念

デール・パストラル・センターは、キリスト教信仰とその全人的人間理解、ルーテル教会と広くエキュメニカルな教会への奉仕、教職者のみならず広く信徒を対象とし協力することを重んじ、その働きと開かれた姿勢と対話を通して社会に貢献します。

*ここでいう「スピリチュアリティ」とは、人間存在の根底を支え、生の危機的状況にあっても存在の意味や目的また不条理に関する問いに対しても答えられる究極的な存在と自己との関係、あるいはそれを受けとめる人間の機能を指します。広く今日の一般社会にあって求められているスピリチュアルなニーズに応えていくことと、キリスト教の歴史の中にあるスピリチュアリティの豊かな伝統を再発見、継承発展させることとを合わせて目指します。

成り立ち

2012年7月に30年余の歴史を終えた「人間成長とカウンセリング研究所(PGC)」の働きを継承・発展させるために、2014年4月、デール・パストラル・センター(Dale Pastoral Center=DPC)がスタートしました

目的

キリスト教信仰に基づき、人間の癒しと成長を援助する働きの研究と実践を通して、ルーテル教会に限らず、キリスト教会全体を力づけます。3つの分野で、現代社会を生きる人々の魂の問題に応えます。

名前の由来

長く日本で実践神学の分野でご尽力された、PGC創設者ケネス・デール名誉教授(ルーテル学院大学)のお名前をいただきました。デール先生は、キリスト教の全人的な人間理解を基盤としたカウンセリングの重要性を説き、対人援助のための大切な働きを先駆的に展開されました。デール先生の研究と教育の成果を今日の牧会に、また宣教に生かしていく願いをこの名に込めています。
写真提供(もみじ、オリーブ、てんとうむし):卒業生の eriko ogura 様
デール・パストラル・センター
〒181-0015 東京都三鷹市大沢3-10-20
Tel.0422-26-4580 E-mail.dpc@luther.ac.jp

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