臨床心理学系

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臨床心理学系の特徴 -公認心理師を目指す-

こころの課題を支援する知識・技術を学ぶ

こころの働きを解き明かす研究、こころの課題を理解するアセスメント、こころのケアをするカウンセリングや心理療法を学びます。心理実験や心理検査、コミュニケーション・スキルの演習など体験を通して理論と技術を修得します。

臨床心理学系

資格・進路

学びを活かせる進路

● 公認心理師
● 臨床心理士(大学院修了後※)
●企業のカウンセラー

●一般企業 など
●公務員(心理・福祉職)
● 社会福祉施設

※本学は臨床心理士第1種指定大学院を併設しています。
※ 大学院の内部推薦入試制度があります。

PICK UP授業

カウンセリング実技の基本

カウンセリングを通して、専門家とクライエントがどのようにして真の自己に近づいていくのかを、講義、ディスカッ ション、体験学習を通して学びます。

公認心理師の職責

公認心理師の職責の具体的内容について学びます。公認心理 師の法律と倫理についての理解を深め、専門職としての考え 方の基礎を身につけることができるようディスカッション を通して学びます。

PICK UP実習

 事前教育(心理実習Ⅰ)

1 グループ 15 人までの演習形式の授業で、実習先 に関する理解を深め、公認心理師としての職務や倫 理、連携について学びます。また、大学院附属臨床 心理相談センターの見学などで、知識のみならず体 験、観察に基づいた理解を深めます。クラス内での ディスカッション、自己理解のワーク等を通して、 心理面の準備も整えていきます。

    現場での実習(心理実習Ⅱ)

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医療・産業・司法・福祉・教育の 5 分野にわたる臨 床現場を見学して、心理の仕事の幅広さを知り、他 の専門職との連携についても学びます。
    実習中の学内指導(心理実習Ⅱ)

    見学実習と平行して、週 1 回の授業内で、①現場で の振り返り、②大学での学生グループ討議と教員に よる指導、③実習記録の添削と、多方面からの指導 を受けることによって、学生は実習先での体験を振 り返り、臨床心理の専門性についての深い理解を得 ることができます

主な科目

人間のこころの働きの理解と研究

臨床心理学概論
現在の臨床心理学の基礎となる考え方である代表的な理論を、 事例や実際の援助法と結びつけながら学びます。
心理学的支援法
心理的援助とは何かを学ぶとともに、自己・他者理解を深めます。様々な心理療法をグループごとに調べ、発表します。
心理学実験
実験を体験し、その実験結果をレポートにまとめることにより、 人の心の働きを科学的に捉える方法を理解します。

心理的援助の方法

カウンセリング実技の基本
カウンセリングを通して、専門家がどのように真の心に近づいていくのかを、討論や体験学習を通して学びます。
心理演習
様々な臨床現場で、カウンセリングがどのように実践されているかを通して、援助の本質を理解します。
心理実習I・II
これまで学んできた理論、技術、 価値観を踏まえて、病院や子ども関連の施設などの対人援助の実践現場で学びます。

臨床心理の専門家になるための基礎教育

臨床心理特講(大学院進学支援講座)
臨床心理学系の大学院の受験準備に主体的に取り組めるよう、勉強方法や研究計画の立て方などについて支援します。
公認心理師の職責
臨床心理士・公認心理師などの臨床心理の専門家としてはたらく際の、職業的な倫理の基礎を学びます。
卒業演習I・II
卒業論文の書き方を学び、自分で計画した研究を行い、卒業論文としてまとめます。

動画で模擬講義を体験

理論から探ろう、カウンセラーの仕事とは?

植松 晃子教授 
カウンセラーの仕事を支えている臨床心理学のベースとなる視点や理論を紹介しています。

青年心理学入門ー大人になるってどういうこと?

石川 与志也 准教授
わたしたちは、どのような変化を経て、子どもから大人になるのか。精神分析の発達理論をもとに考えます。