視覚等に障害のある方へ 図書館資料電子化サービス

視覚等に障害のある方へ 図書館資料電子化サービス

INDEX
 

1.サービス内容

本学所蔵の図書(購入リクエストしたものも可)や雑誌記事、または他機関から取寄せた文献複写・相互貸借資料を、テキスト形式やPDF形式のデータにして提供します。

2.対象者

このサービスについて「資料電子化サービスガイダンス」を受けた本学学生・教職員で、視覚障がい、ディスレクシア、肢体不自由などにより紙媒体の資料の利用が困難な方。

3.初回利用登録

サービスの利用開始にあたっては、学生支援センター障がい学生コーディネーターからの紹介による図書館への登録が必要です。まずは、障がい学生コーディネーターにご連絡ください。2回目からは利用したい資料を図書館へ直接ご連絡ください。

4.利用できる資料

すでに電子化して所蔵している資料は「所蔵データリスト」で確認できます。所蔵データリストに記載されているものは、申し込み後すぐに提供することが可能です。リストにないものは、新たに電子化し提供することも可能ですので、次項の「5.電子化の申し込み」を参照し、図書館にご相談ください。

5.電子化の申し込み

図書館で印刷媒体の資料を所蔵している場合は、図書館にて資料の電子化を行い提供することができます。電子化を希望するタイトルについて、「資料名」「校正が必要か不要か」「データ形式(PDFかテキストかWord)」などを明記し図書館にお申し込みください。連絡先は以下の通りです。
メール<library@luther.ac.jp
電話0422-31-4814
※一度に申し込みができるタイトルは1冊です。※希望のタイトルをすべて電子化できるとは限りません。お申込み後に相談させて頂きます。

6.データの種類と作成期間

提供する電子データには以下の2種類があります。

  1. 未校正データ…印刷資料をスキャナーで読み取ったPDFデータと、PDFデータから機械的に文字を抽出して校正せず提供するテキストデータが提供可能です。提供までに2週間程度かかります。提供可能な形式はPDFとテキストです。
  2. 校正済みデータ…未校正のデータを職員が印刷資料と突き合わせて校正したデータ。提供までに1か月から3か月程度かかります。提供可能な形式はテキストのみです。
・申し込みの内容や数量、他の利用者の申し込み状況により、さらに時間を要する場合があります。テキストデータのファイル形式(Wordかテキスト)は申し込みの際にお知らせください。
・図表・写真の説明の有無、フォントの指定などは、ご相談ください。作業内容によっては、通常よりもかなり多くの作成期間を要する場合があります。

7.提供方法

データは図書館より申込者宛にメール等で提供します。

8. 利用上の注意

著作権保護のため、以下を遵守ください。

・提供された文献データはご自身のみがご利用ください。
・文献データの第三者への配布及び複製は厳禁です。
・文献データがネットワーク等を介して第三者へ渡らないよう、取り扱いには十分ご注意ください。
【備考】 このサービスは、著作権法第37条第3項及び、図書館関係団体が共同で定めた「図書館の障がい者サービスにおける著作権法第37条第3項に基づく著作物の複製等に関するガイドライン」に則り行うものです。
【補足】 学内における資料の電子化についての協力体制
・図書館所蔵の図書・新聞・雑誌記事は、図書館にご相談ください。
・授業で使用する教材等は、学生支援センター障がい学生コーディネーターにご相談ください。
・教員が作成しているプリント教材、教科書は、担当の教員にご相談ください。