ルーテルの人 ルーテルの人

「仕事だけではなく、より大きな視点でご本人を捉え、就労支援を行う」

小澤 満喜 さん 社会福祉士・精神保健福祉士
総合人間学部 2019年度卒

ozawasp ozawa
当初は不登校問題に興味があり、児童福祉のコースがあったルーテル学院大学に入学しました。入学後は、障害福祉やメンタルヘルスの分野に関心を持つようになり、特に精神保健福祉実習を通して患者さんや利用者さんと出会った経験が基となって、メンタルヘルスソーシャルワーカー(MHSW)として就職しました。
現在は、障害者就労支援センターで働き、障がいのある方の就職活動や就職後の支援に携わっています。この仕事の特徴だと思うのは、ご本人と企業様の両者にアプローチをするという点です。どちらにアプローチするにせよ、ご本人に対する理解を深める必要があるのですが、その際に授業で教えられた「人を立体で捉えなさい」という言葉が思い出されます。仕事という側面だけではなく、生活という大きな視点でご本人を見る必要があることは日々感じており、まさにルーテルで教わったことと繋がっていると思います。
また、技術的要素だけでなく、ひとりひとりの存在を大切にするという価値観は、キリスト教教育を土台にしているルーテルだからこそ学べることであり、変化や課題の多い現場の中にあって私の心の支えになっています。

※精神保健福祉士対応のカリキュラムは、2021年度入学者までとなります
ALL INDEX