Q&A

Q&A

Q1:包括的コンサルテーション・センターの目的は何ですか。
A1:研究および実践における専門家および管理職の育成に寄与することを目的とします。
 
近年、心理、福祉、教育の現場で制度・政策の改編が短期間で行われ、当該施設・機関が提供するサービスの種類や質が目まぐるしく変化し、ソーシャルワークや心理援助が役に立つと考えられ、専門性そのものの質が問われることになりました。その結果、専門家が自己の専門領域をはるかに超えた範囲の情報を扱うことが必要となり、援助者としてやるべきこと、援助計画、方向性、実践を点検し始めています。このような現状で、専門家として自信をもって取り組むことが求められてきましたので、このセンターでは、学問知識を用いた密度の濃いトレーニングを通して、彼らに実行力のある実践活動を保障したいと考えています。
Q2:専門家や管理職にどんなことをするのですか。
A2:集中的トレーニングです。心理・福祉、教育の領域における対人援助の専門家に対して、コンピテンシー、研究力、及び技能を高めるような効果的なトレーニングを提供します。プログラムは、少人数の指導体制で1年間行います。
Q3:プログラムの内容はどのようなものですか。
A3:適用範囲は、コンサルテーション、スーパービジョン、そして臨床死生学に関するものです。トレーニング部門による年間5回の研修プログラムと、臨床相談部門では、利用者・家族、専門職、機関を対象に個別コンサルテーション(スーパービジョン)、組織・専門職を対象にグループ・コンサルテーション(スーパービジョン)の提供をしています。
Q4:研修内容について具体的にお願いします。
A4:専門職個人および施設・機関との年間契約や委託契約で、中核リーダーシップを発揮できる専門家の育成を目指したコンサルテーション・スーパービジョンを提供します。受講者はコンサルテーション・スーパービジョンの技能の習得だけでなく、その効果を施設・機関に還元できるように指導します。さらに作り上げた自己の統合モデルをその実践に適用させたいと考えています。

問い合わせ

ルーテル学院大学大学院附属
包括的臨床コンサルテーション・センター
houkatsu@luther.ac.jp
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